ICT を効果的に活用しようとしている過渡期において、教科書会社は、コンテンツの情報量を単に増やしていくだけではなく、個性豊かな子供たちに適切に対応できるようにしていくのがよいでしょう。一番大切なのは、子供一人一人のさまざまな個性に応じて多様な情報を活用し、複線型の授業を進められるICT 環境を整えることであり、子供たちが個別に過去の自分より向上できる学びを実現することだと考えています。
(2023年5月 みらい授業フォーラム特別寄稿を一部要約)

東京学芸大学教授
高橋 純
(たかはし じゅん)