キャリア教育

スポーツ写真家(カメラマン)

『体育・保健体育ジャーナル 12号 2021年4月発行』連載記事withSportsより

人間の肉体の美しさ、躍動感、限界に挑むアスリートの眼差し……。スポーツの数々の名場面において、私たちの「記憶に刻まれた一瞬」は、時が過ぎても色褪せることがない。その「一瞬」を50年にわたり撮り続けているのが、スポーツ写真家の水谷章人さんだ。カメラのファインダーを覗くその目に何が映っているのか、一流とは何か、そして後進への指導にかける想いを語ってもらった。【取材・文/荒木美晴】

水谷章人さん
(日本スポーツ写真協会会長,日本写真家協会監事,JCII水谷塾塾長)

オリンピックや世界選手権など、80歳を迎えた今なおあらゆる競技、そしてアスリートを撮り続けるスポーツ写真家の第一人者。水谷さんと写真の出会いは、24歳のとき。大学中退後に新たな道を模索し、写真の専門学校に入学した。「一流になれ」という教えのもと、学びに没頭し、卒業した年にデビューを果たした。すぐに山岳やスキー写真の表現力が国内外で高く評価され、広くその名が知られることとなった。・・・

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