ICT教育

〈座談会〉コロナ禍の学級運営とICT活用〜後編〜①

『道徳ジャーナル112号 2022年2月発行』より
山口大学教育学部附属光中学校 教諭 藤永啓吾
東京都国分寺市立第四小学校 主任教諭 前田良子
東京都足立区立足立小学校 教諭 杉本 遼

前編に引き続き、後編ではICT活用についてお話を伺いました。
前編はこちらからご覧いただけます。

教員と子供の立場からみるICT活用の課題

――コロナ禍でICT活用が急速に進みましたが、どのように思われますか。
藤永 私たち教員側はできるだけ積極的に使ったほうがいいと思います。従来の指導方法と同じように、ICTの活用は技量を高める一つのアイテムになりますから、全教科でどんどん使ったほうがいい。私は教員になった十七年前からパワーポイントで作成したスライドを使って授業を行っていました。なぜ、私がスクリーンとパワーポイントを使った授業を行っていたか・・・

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