ICT教育

道徳授業私の実践 情報モラルの授業
―児童の気付きを重視して―

2023年06月22日

『道徳ジャーナル107号 2020年12月発行』道徳授業 私の実践より
大阪府大阪市立深江小学校教頭 山本岳大(やまもと たけひろ)

授業では気付きがなければならないと考える。そこで、児童の気付きを中心に授業を構築した。

授業の概要

○主題名 責任と規律ある行動
○内容項目 A 善悪の判断、自律、自由と責任 
○教材名 「会話のゆくえ」(『新・みんなの道徳 6』学研)
○あらすじ あゆみは、合唱コンクールに向けて優勝を目指してもっと上手になりたいと思い始めたが、SNSでの会話がうまく進まず、他人への非難になってしまう。
○ねらい 相手の表情が見えないことや、他の人には見られない仲間内での会話であるなどの特徴から、SNSは他者への誹謗中傷や相手の気分を害する発言が起きやすいことに気付き、SNS上でも自分の言動に責任をもつことについて考えを深める。
○想定する児童の気付き SNSのもつ特徴が、会話がよくない方向に進んだ要因であると気付かせたい。そのために、この会話はクラスのみんながもっと上手になるために始めたことや、SNSの特徴に目を向けさせる・・・

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